子どもがいじめにあった時〜中学校編②
スピ好きゆるりです^_^
前記事からの続きです。
法務局
ここまで来たらもうドンと来いです。
法務局に電話して事情を話しました。
すると、なんということでしょう←before、afterのマネ
「緊急度が極めて高いため、本日の午後、有識者を呼ぶので、来てください。」
私も大抵のことは、驚きませんが、
法務局(=゚Д゚=)Σ⊙▃⊙川
正直、あまりご縁のない場所です(^_^;)
しかし、とにかく藁をもすがる思いで、親子して法務局へと向かいました。
法務局では、まず担当者と面談をして、事実関係、学校側の対応、現在までの状況等を説明。
そこに、有識者=定年した校長先生が、合流し、A4サイズノートに、沢山のことを書き綴っていきました。
その元校長先生ご自身もひどいいじめにあったことがあり、涙を流しながら話を聞いてくれました。
そして、
「その子たちは決して許されない。人権侵害をしている。人には皆、生きる権利もあり、あなたの、人権は保護されなくてはなりません。」
毅然と仰いました。
そして、本当に、不当ではあるが、登校日数とはなっても、教室に行けない限り、評価が落ちるというのが、現実(´;Д;`)
そして、今後の対応策としては、学校に再指導を行うこと、
決して、我が家はモンスターペアレントなどではなく、学校側に批判をするわけではないこと。
スクールカウンセラーとの連携も行うこと。
いじめ首謀者との保護者面談を行うことの喚起。
更にうちの要望によっては、
法的措置の一環として、法務局側から、生徒指導講演の実施や、指導者を送る、などもできること、
などが提案されました。
4時間ほどお話ししたでしょうか。
法的措置については、まだ実施しないで欲しいとお願いをしました。
いつでも、できるので、ご一報ください、
今回は、学校側への再度指導のお願いと、スクールカウンセラーへの報告等を行います、とのことでした。
話し終えた我が子と見た夕陽の眩しさは、今でも忘れられません。
その後ですが、、、、
いじめ首謀者は、知らぬ存ぜぬ態度でしたが、親も呼ばれこってりと絞られた模様。
担任や、他のクラスの担任から、我が子に決して話しかけないこと、近づいてもならないこと、などを徹底して指導してくれたようです。
また、休み時間は、先生方が交代で、我が子に声をかけたり、クラスの正義感のある子どもたちに、囲まれるように配慮してくださいました。
担任は常に
「いなくていい人は世の中に一人もいない。みんな大切な命なんだ」
と言い続けてくれました。
「簡単にウザ!死ね!などと言うな!」
そうやって少しずつ教室へと復帰することができました。
小学校時代のいじめと違ってかなり大掛かりなことになりましたが、
担任へ相談→学校側との相談→保健室登校→不登校教室+相談員+スクールカウンセリング→市区町村の、教育相談窓口→児童相談所→心の健康相談窓口(仮名)→小児科診察→心の健康相談窓口(仮名)→法務局→学校への再指導
という経路を辿りました。児童相談所は、正直、まぁ、そういうところなんだろうな、というのが実感でした。
ネグレクトや虐待などで苦しんでいる子どもたちがいるわけですし、、、
若干、お役所のたらい回し感はありましたが、結果的に良かったと思います。
法務局というところは、人権保護のためにも存在しています。
また、相談の際に言われたのは、警察に相談しても良い案件である、ということでした。
たかが、いじめ、悪口じゃん、ゆるりの子どもが弱っちぃだけだよ、そのくらい突っぱねろ、という方もいると思います。
事実はもっともっとありますが、大まかなことを書いているだけです。
子どもが弱いのかもしれません。
対抗できなかったかもしれません。
しかし、小学校でのトラウマを抱え、同じ子たちからいじめを受ける恐怖は、想像に難くないと思います。
子どもの命には代えられません。
親は何に代えても子どもを守らなくてはならないと思います。
ああ、味方がいる、大事にされているんだ、という安心感があって、逃げ場もあったなら、いじめ自殺は減るかもしれません。
もちろん、社会勉強のために、多少のトラブルは黙って見守る時も必要ですが、
本人が苦痛を伴った時点で、いじめと認識するわけです。
これは、HSCだから、というわけではなく、いつ、誰がターゲットになるのかはわからないこと。
長々と書きましたが、いじめにあった時、我が家は、こういう経路を辿りましたよ、という記事が、参考になれば幸いです。
無事に卒業先を迎え、笑顔だった我が子を見て涙が止まりませんでした。
卒業生代表として、旅立ちの日に、の伴奏もさせていただきました。
ノーミスで心に響くいい演奏が聴けたのは、親子で乗り切った時期があったからこそかな、と思います。
未だにこの曲を弾かれると涙が出てしまいます(´;Д;`)