子どもがいじめにあった時〜小学校編
スピ好きゆるりです(^^)
親子揃ってHSP、HSCです(◞‸◟ㆀ)
わたしは、育ちが複雑であり、自分の親にいじめのことなどは全く言えませんでした😅
ちょっと話そうものなら、
「あんたが、悪い!」
「あんたに問題がある!」
と、受け止めてくれることはなかったので、言えませんでした。
その分、我が子には、話しやすい環境を作ること、否定しないで話を聞いてあげること、
味方だよ、守るよ、という姿勢で接してきました。
他のHSCのお子さんは分かりませんが、我が子はやはり変わっていることが多かったので、異端扱いされることが多かったです💧
それでも。
まぁ、多少のことは、幼いうちは、抱きしめたり、話を聞いてあげたりすることで乗り切れることが多かったように思います。
そんなの大したことないよ、うちの子もっと酷かったよ、という方も沢山いるのを承知で、綴っています。
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大きな問題が起きたのは小学校6年生の時でした。
この時は、担任も含めてのいじめとなり、全く担任はあてになりませんでした。
原因も、いじめている子も、全て分かっていたのですが。
担任は見て見ぬふりどころか、無視( ̄▽ ̄;)!!そしていじめを煽る。
肉体的な暴力に加え、精神的、物理的暴力、いじめはエスカレートするばかりで、
連絡ノートに書いても、個別でお手紙や、学校へ電話をしても全く効果はありませんでした。
いじめの首謀者は男子、いわゆる素行の悪い不良で暴力的リーダーでした。
毎朝喘息発作を起こしたり、発熱、嘔吐、下痢など、身体症状もでてきたこともあり、また担任は知らぬ存ぜぬでしたから、
「学校行かなくていいよ。お家でできることをしようね。」
と話して、休ませることにしました。
我が子の学校は、欠席の際は電話連絡は受け付けず、書面で連絡することになっていましたので、毎日、状況を書いて、近所の子に持っていってもらいました。
2週間程だった時ですかね、担任から猫なで声で電話が来ました。
「体調はいかがですかー?」
鼻で笑っちゃいますよね。
この担任には何を言っても無駄と分かっていました。もともと、校内禁煙なのに、堂々と校庭でタバコを吸うような人でしたし。
授業中もTwitterに自撮りを投稿したりと、問題は山積みの先生だったんです。
ベテランの年齢でしたが、担任を持たせてもらっておらず、我が子の時に、数年ぶりに担任に復活できた先生でした( ̄◇ ̄;)
わたしは、担任に
「健康が第一で、万が一、無理やり登校させたところで、自殺でもされたら困るので、学校には行きません。」
と言いました(ง •̀_•́)ง
担任は、さすがに困った模様でした。
その後、主任の先生に連絡をして、今までの状況をお話したところ。
即、家庭訪問に来てくれました!
沢山話を聞いてくました。
そして、学習意欲がない訳では無いので、夕方、個別に課題や、授業の指導をしにくるということになりました。
そんな日が数週間続いた頃でしょうか。
子どもを連れ、買い物に行った時。別の先生に会いまして。
「自習監督したのに、いじめに気がついてあげられなくてごめんねm(_ _)m
辛いよね。Aちゃんは、お勉強好きなのに、学校嫌いになっちゃったかな??ほんとにごめんね。」
と、子どもに話しかけてくれたんです。
本来なら、こうあるべきだと思うのですがね😔
主任の先生が、欠席日数があまり増えると、中学にも行きにくくなるから、
放課後、学校に1歩だけでいいから足を踏み入れてみない?それで出席になるから。
と提案してくれました。
放課後誰もいないなら。
という条件のもと、学校へ足を踏み入れる時は、私もきょうだいも同伴でした。子どもはブルブル震えていました。
たった一歩、職員玄関に足を踏み入れて、主任先生と挨拶する、それで出席とするという話でした。
その頃になると、ほかの先生方にも、我が子の状況は伝わるようになり、職員会議、学年会議等でも問題になりました。
校長含めて、謝罪をしたい、という連絡が来ました。
それまで担任からは一切謝罪や連絡はありませんでした。
子どもは、行きたくない、というので、私は学校へ出向きました。
ボイスレコーダーも、持参しました。
校長、教頭、教務主任、学年主任、担任と、並び、
話し合いをしました。
既に同じクラスの子どもたちからの状況の聞き取りは済んでおり、
正義感のある子たちが、いじめの事実について証言をしてくれていました。
担任は、ずっと俯いて座っていました。
おそらくは、校長はじめとして、上の先生方から、相当絞られたものと思われます。
そして、校長はじめとして、大変申し訳なかったという、謝罪と、今後の我が子への対応策について具体案が出されました。
そして、いじめ首謀者たちの親は個別に親子面談もした旨の報告も受けました。
今クラス替えは出来ないので、いじめ首謀者たちの監視を強化すること、休み時間にも、補助教員を教室に配置すること、席替えの提案等々。
私は黙って聞いていました。そして、学校側の誠意に対して感謝の意を述べました。
しかし!何も言わない担任へは、冷静ながらも、今まで言いたかったことを話しました。
私「先生は、いじめの事実をご存知でしたね?」
担任「はい」
私「しかも、先生自らも我が子に対して、お前が悪いなどとも言いましたね?」
担任「はい」
私「グループワークや給食で1人にされているのもご存知でしたが、それを揶揄する発言もしましたね?」
担任「はい」
私「校長先生はじめとして、学校側の謝罪は聞きました。
先生からは一切、発言はありませんね。
いじめについての相談をした時も、お宅のお子さんが弱いとか、言われる方に責任がある、とおっしゃったことを、覚えていますか?」
担任「はい」
私「何も言うことはないのでしょうか?
中学入学前の一年間は大事な時期だと認識しているのですが、たかが、そのくらい、というお考えならば、学校に登校なとさせられません。」
担任「ショボーン━━(´・ω・`)━━」
私「我が子に落ち度があったとは思えませんが。
学習機会も奪われた経緯についてどのようにお考えでしょう。」
担任「:(;゙゚'ω゚'):」
私「何も言えないのでしょうか。子どもだから、もう、6年だからと放置ですか。」
この時点で、他の先生方からの冷たい視線と、流れる重い空気。
私「先生も人の親なら、もしご自分のお子さんがそのような目にあったらどうするおつもりでしょうか?
先生は、お子さんのことになると、常にクレームを欠かさないと、知人から聞いております。(事実です。かなりのモンペとして有名。職場の人が、この先生のお子さんと同級生だったり、クラブチームが同じだったりしたのですが、相当困っていました。)
わたしは、ご相談と言う形でずっと通してきました。モンスターペアレントとお思いなんでしょうか?
教育委員会にも言わずに、先生の対応をずっと待っていたのは、少なくとも、先生には、良心があると思っていたからなんですが。
これでは、校長先生方のお話はありがたいと思えても、安心できません。」
担任「本当に、、、本当に申し訳ありませんでしたT_T」
ここまでの間は2時間。
初めての謝罪の言葉でした。
そして、
担任「中学への情報提供も行い、いじめ首謀者と同じクラスにはさせないこと、なども明記します。
欠席理由についても、きちんと説明させて戴きます。
決してAさんに、不利にならないよう、学校側にもチェックしてもらって、スムーズに中学進学ができるように全力を尽くします。
また、わたし個人からも、Aさんには、謝罪させていただきたいです。
本当に、申し訳ありませんでした」
ここまで言ってやっと、その言葉が出ました。
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子どもには、ボイスレコーダーを聴かせましたが、それでも怖い、信じられない、といい続けていました。
いきなり教室、というのは難しいので、徐々に、放課後図書室で勉強という形を取りました。
数日経ってから、担任が図書室へ、やってきました。
我が子は固まって、わたしを掴んできました。
「Aさん。先生が本当に悪かったです。ごめんなさい。謝って済むことではないけれども、他の先生方も協力して、Aさんに辛い思いはさせないようにするので、教室に来られる日を待っています。」
しかし、我が子はそんな言葉は信じませんでした。信じられるわけがないです。
学校側としては、できる限りの対応をしてくれました。
補助の教師が休み時間につくだけではなく、
校長自らを含め、担任の授業は全て監視となりました。(ちなみに、翌年からは、担任をずっと外されることとなりました)
最初は1時間だけ登校する。
通学には、教室まで付き添う、授業中は、教室の外で待つ、などを続けました。
職場には迷惑をかけましたが、ナースの代わりはいくらでもいます。
母親の代わりはいないんです。
結果的に、些細なことはありつつも、無事に小学校卒業となったのでした。
もちろん、長期にわたって、所謂不登校だったのですが、
良心ある子どもたちは、本当に自ら心からの謝罪の手紙をくれたり、
直接的に謝罪に来てくれたりしました。
首謀者は、先生に言われたのでしょうね。
原稿用紙に
「もうしませんから、学校に来てください」
というような稚拙な手紙を先生経由で渡されました。
文面から本気度は全く見当たりませんでした。
が、自ら手紙を書いた子たちは、真実が書いてあり、ついふざけたつもりが、どんどんエスカレートしてしまった。
今後は、Aさんを守る立場になるから、というような内容もありました。
事実、良心的な子どもたちが大半で、登校を始めた時から、きちんと対応してくれたそうです。
クレーマーじゃん!と思う方がいるかもしれませんが、我が子を守るためならば、闘わなくてはならない時があるのです。
卒業式では、きっと一番泣いていた我が子。
卒業証書授与式で、校長先生からは一番長く声をかけていただきました。
また、歴代お世話になった担任の先生たちは、涙を流して🥲
Aちゃん、頑張ったね!とハグしてくれました。
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我が子は、HSPで、感受性も想像力も豊かなので、
たくさん表彰されたり、独自の学習ノートなどを作って、自学自習をし、それまでの先生にはいつも褒められていました。
もちろん、悪戯もして叱られることはあっても、そこそこ楽しく過ごしていました。
あのね、ママ!!今日ね!という良い話も嫌な話も、聞いてきました。
忙しいから後にして、ということは極力言わずに、共感したり、傾聴したり、笑ったり、特定ではあるけれども、お友だちがうちに来たり、一緒に遊びに行ったりしたものでした。
小学校6年生の1年間が、とても大変だったことを除いては、良い時代だったんだろうと思います。
卒業文集の、担任の写真を塗りつぶしたい、と言っていますが、その気持ちもよくわかります。
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いじめにあったら。
本人の話を聞いて、なおかつ、周りの客観的な話も聞いて、否定しないこと。
相談者を持つこと。いきなり教育委員会に乗り込むのはNGかな、とわたしは思います。
子どもには、あなたを全力で守るよという姿勢を貫くこと。
親も相当覚悟が必要です。ただし、子どもの話を鵜呑みにしすぎることはしないで、客観的意見も聞くことも重要です。
それこそモンスターペアレントですからね。
子どもには、学校に行かないという選択肢もあるんだということ、
命や健康には変えられないということ。
これは、自分がHSPで、我が子の気持ちもよくわかったから、ということもあります。
子どもは必ずSOSを出しますから、どうか、見逃さないようにしましょう。
まず担任→学年主任→教務主任や、カウンセラー、保健の先生→教頭→校長
という流れで話を持っていくのが良いかと思います。
もちろん、学校自体信頼ならないだ!という場合は、教育委員会もありかとは思いますが。
長文で申し訳ありません💦
万一いじめに悩んでいる親御さんがいたなら、何か参考になれば幸いです